館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

トイレ de アート フュージング絵画1

こんにちは。

きょうは午前中、ケーブルテレビ KATCH さんの取材打ち合わせがあった。明日は午前10時から収録だ。

午後からは頭の中で暖めていた、トイレに飾るフュージング絵画を作り始めることにした。

テーマは「月の砂漠」。 たとえばこんなイメージ。

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方眼紙に絵を描いてみる。

月明かりの砂漠を少年がラクダに荷を積んで引いていく構図だ。遠景にはピラミッドと月が輝く。サイズは24センチX20センチだ。

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きょうはベースとなる背景の空を作る。 用意したのは絵のサイズの黒い板ガラス、コバルトブルーとライトシアンのガラスパウダーだ。

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ガラスパウダーを茶漉しに取り、黒ガラスの上に出来るだけ均等に振りかけていく。 黒にブルーのグラデーションを加えたいのだ。

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一番覗き窓に近いところへ鹿の目に使う予定の白黒ガラスを置く。溶け具合を見る意味合いもある。

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カミさんとも相談の上、今回はちょっと高めの770度。グラデーションを自然に馴染ませるためだが、だからといって溶かしすぎると板のサイズが小さくなってしまうからね。

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釜から出せるのは明朝だ。うまくイメージ通りに焼き上がるといいんだけれど。