館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 夢が現実に5

こんにちは。

僕はこの '73年型マスタングを自分の望みだった "白" に全塗装した。

ついに望み通りのマッハ1を手に入れた僕は嬉しくて嬉しくて仕方なかった。僕はこの車を大事に大事に乗っていた。

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だけど、僕のこのマスタングを3つの悲劇が襲った。

一つ目は名古屋技術センター時代、大隈鉄工所勤務の時だ。仕事が終わって岩倉のアパートに帰るとき、狭い農道を走っている時だ。

前方から二つのヘッドライトが見えた。二つの間隔が普通よりちょっと広いように感じたが、僕は左に寄りながら走り続けた。するとすれ違いざまに、

パカーン!と大きな音がした。

すぐに車を路肩に止めると対向車も同じように反対側の路肩に止めた。僕たちの他には行き交う車は無かった。

相手は大型貨物トラックだった。トラックのサイドガードと僕のマスタングの右ドアがこすったのだ。マスタングのドアは横一文字に亀裂が入ってしまった。相手のトラックには損傷は無かった。

双方が動いていたわけだから通常責任は五分五分のはずだが、相手の運転手は何を思ったのか、保険で全部直しますという。

お金のない僕は申し出を快諾した。

とはいえ、交換ドアが無い。あちこち探し回った末、岐阜羽島の廃車置き場に '71年型マッハ1が積まれているのを友人が見つけ、右ドアだけを7万円で譲り受けた。

 

かくしてさほどの出費をせずにドアを直せたが、その間マスタングには乗れなかった。

 

修理を依頼したのはもちろん東和さんだ。

 

冒頭のブログタイトルすぐ下にある「マスタングレストア」の文字をクリックするとレストアに関する記事をご覧いただけます。ご興味のある方は是非どうぞ。