館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

グランドホテル山海館5 ちょっとドライブ1

こんにちは。

きょう月曜は休館日。ゆっくりしたいところだが、きょうは大浴場脱衣所洗面ミラー交換のデザイン途中経過報告に南知多のグランドホテル山海館へ行くことにする。

これはカミさんの提案だ。

依頼を頂いたのは年末の28日、正月を挟んでいるので実質営業日では1週間ほどしか経っていない計算だが、以前、ひと月ほど間を空けたらしびれを切らせた社長がライバル会社に鞍替えしてしまった苦い経験がある。今回はお客様の心情を考慮してこまめに連絡を取った方がいいというのだ。

カミさんのおっしゃる通りだ。

デザイン案と、作品見本を持ってカミさんと一緒に南知多に向かう。

 

普段、あらたまってドライブなどする機会が無いので、こういう時は休館日を利用してカミさんと一緒にちょっとしたロングドライブと洒落こむ。 カミさんもドライブは好きなのでいつも一緒だ。

 

往きはいつも南知多道路を使う。有料道路だが速いからね。南知多インターで降りて山道と田園風景を一路山海へ向かう。海岸伝いの道路、国道247に出ると右は伊勢湾だ。

 

道の正面にはわずかに見える太平洋。正面に見える小さな島は神島、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になった島だ。右の大きな島は地図で調べると答志島(とうしじま)。その向こうにちょっと霞んで見えるのが紀伊半島の鳥羽市あたりだ。

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島や半島、遠くの船が海面から浮き上がって見える。海面の温度が高く、空気の温度が低い時にこう見えるらしい。

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さらに神島の左に目をやると、そこはもう渥美半島伊良湖岬だ。灯台のように見えるのは伊勢湾海上交通センターだ。白い建物は伊良湖シーパークだろう。

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早速、山海館さんへ。会長に途中経過説明とデザインを渡し、改めて発注の意思を確認できた。デザインはとても気に入ってもらった。

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山海館の正面は山海(やまみ)海水浴場だ。内海(うつみ)海水浴場に比べるとちょっと知名度は劣るが遠くに太平洋と渥美半島を眺望できる眺めは情緒満点だ。

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山海館さんの打ち合わせが終わったらドライブの後半だ。今からは海伝いの景色を楽しみながらゆっくり走る。トラックで来ているので乗用車よりも眺めは良い。

247号を北上し、内海へ来たところで久々にモスバーガーで腹ごしらえ。窓際の椅子に二人で座って、カフェでデート気分。僕は

"とびきりハンバーグサンド「傑作ベーコン」" なるものを頂いた。ずいぶん大げさな名前だが、なるほど美味しい。

 

ハラポンになったところで再び247号を北上、目指すは野間灯台だ。

僕はこの野間灯台が好きで、度々立ち寄る。白い灯台に紺碧の海、南国情緒ある蘇鉄の組み合わせがとても絵になる。デートスポットにもなっているようだが今日は曇り空。平日で風も強いので僕たちのほかには訪れる人はいなかった。

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「絆の音色」 新しい観光として近年設置された。願い事を書いた南京錠をかけていく。

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ちゃんと南京錠も販売する熱の入れようだ。

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ご覧のとおり、風邪がびゅーびゅー。この写真を撮るためにカメラ三脚を持って行ったんだ。

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灯台の周りには柵がめぐらされ、敷地には入れないようになっている。安全(策)だろうね。^ ^

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遠くを眺めると雲間から陽光が射していた。カミさんが撮れというのだ。

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あっちは名古屋方面。もう少し北上すると空港「セントレア」が見えてくる。

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さぁ、もう少し北へ走って「野間大坊」へ向かう。