館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

グランドホテル山海館6 ちょっとドライブ2

こんにちは。

僕たちは野間灯台を後にしてさらに247号を北上、ちょっと曲がり角が分かりにくいが野間大坊へ立ち寄った。

実はここも僕の思い出の場所だ。この左に入り口がある。

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僕の出身母校である西尾市立平坂中学校では "かち歩き" という行事がある。

かち歩きとは2年生の生徒たちが平坂中学から知多半島の野間まで徒歩で歩くという年中行事だ。「限界を突破」をテーマに片道35キロ往復70キロを徒歩で歩くのだ。

子供たちにとって非常にきつい行事だが、終えた時の達成感はひとしおだ。ひいてはそれが子供たちの「やればできる」という自信につながる。

僕の中学時代には無かった行事だが娘の中学時代に僕がPTA会長をやらせて頂いて、そのときにPTAとして "かち歩き" に立ち会った。

 

その最終地点になるのがこの野間大坊だ。

源義朝ゆかりの寺としても有名で、詳しくはウェブサイトを見ていただくこととして、知多四国八十八ヶ所巡りがここ一か所でできるというありがた~いお寺なのだ。

ちょっとお参りしていこう。

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ここがお寺の入口。

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線香を一本上げさせていただく。ぶっとい線香でこれはご利益ありそう。

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とても歴史ある建物だ。静かな空気が流れ、心が落ち着いていく。本殿の前庭には龍安寺の石庭のような砂のお庭が広がる。

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赤い支柱一本一本には四国八十八か所札所の名が書かれていてそれぞれの砂が敷かれている。それを踏むことで四国八十八か所を歩いたことになるのだそうだ。 ありがたや、ありがたや。

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お参りしておみくじを引く。内容は・・・いひひひ♡

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お守りを買う。お守りは種類がいっぱいある。

僕の友達で白血病と戦っている子がいる。とてもいい子だ。緩解しているようだが再発しないことを祈ってお土産に買う。ご利益ありますように。

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そろそろ帰るとする。向こうは出口(僕たちは出口から入って来たのかな ?)。

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出口にはお地蔵様のミニチュアと菩薩さま?それとも観音さま?

何の供養かしら?

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いろいろ祀られていてなかなか興味深い。もっと勉強してみたくなった。

 

さて、帰るとするか。ここから河和まで、山道、田んぼ道を知多半島を横断するように走る。僕はこの道が好きだ。

河和から武豊までは右手に三河湾を見る。夕日に鮮やかに浮かび上がった色とりどりの貨物船が行き交うさまをみてはしゃぐカミさん。

半分は仕事だったけど、二人で出かけりゃいつだって楽しいのさ。