館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

熱田神宮 初詣 カラスの悪行

こんにちは。

笑われるかもしれないが、きょう名古屋の熱田さんへ初詣に行った。氏神さんへはお元日に行ったからね、これでいいんだよ。

それでもカミさんが節分前に行きたいと言っていたので、それなら今日しかない。

家を出たのはお昼過ぎだった。

鳥居で一礼、隅っこを通ると聞いている。

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手水(ちょうず)で手と口を清める。柄杓に口をつけてはいけない。

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正面が拝殿、一年ぶりだ。二月の平日というのに沢山の人で賑わっている。

僕は人混みが苦手なのでこのくらいが心地よい。

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拝殿脇から奥を望むと本殿が見える。ここから先へは行けない。ここは神様のお住まいだ。

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去年のお札をお返しし、新年のお札を買い求める。

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ついでにおみくじを引く。35番が出た。

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カミさんの引いたおみくじと僕のおみくじを一緒に結んでみくじ掛けに結んだ。

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さぁ、楽しみにしていた宮きしめんを食べる。僕は白えびかき揚げきしめん、カミさんはとろろきしめんにした。

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さっきから店の中を一羽のカラスが闊歩している。大胆にも食台の上をあちこち飛び移る。

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どうも良からぬことを考えているらしい。じっとこっちの様子を伺っている。ここは隙を見せてはいけない。僕はどんぶりを左腕で隠すようにうどんをすすった。

 

その時である、僕の右隣にいたカミさんが

「あっ!カラスが!」と悲鳴を上げた。

 

カミさんの右隣の席に置いてあったうどんのどんぶりからエビのかき揚げをかっさらっていったのだ。

かき揚げはうどんのつゆでふやけていたので大半は持ち去るときにちぎれてどんぶりの外に落ちた。カラスが手に入れたのは1/4きれくらいだ。

一瞬の出来事だった。

うどんの主が店先でお茶をくんでいたその隙を狙っていたのだ。

 

カミさんの悲鳴に気づいて店主が出てきた。

うどんの主は30歳前後の若者であったが、店主が新しいうどんと交換しましょうかという申し出に、「だいじょうぶです。」と遠慮していた。それでも店主がばい菌が入っているからと代わりのうどんを差し出した。

よく見ると店の衝立には「食べ物を置いて席を離れないでください」とある。

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こういうことがたびたびあるらしい。

店主は若者に謝っていたが、別に店主が悪いわけではない。

 

滅多に見られないカラスの悪行を見せてもらった。