館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 仰天!フロア塗装剥がし2

こんにちは。

助手席足元の膨れたところをヘラで突いたら塗装の塊がボロッと取れて、下から錆た地肌が顔を覗かせたのだ。

 

「あれ~っ?? 塗装の下がサビだらけじゃん。」

 

こんなものを見てしまった以上、いくら塗装表面が綺麗でも、もう信用できない。

塗装を剥がす決心がついた。

ホルツの塗装剥がし液とワイヤーディスクサンダーを使って塗装を剥がす。

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この作業は塗装カスとホコリまるけになる、けっこうきつい作業だ。特に夏場の作業がイヤだね。シャツはホコリと汗でジトジトになるし、防塵マスクが息苦しい。ゴーグルは汗ですぐ曇って手元が見えなくなるのだ。

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参考までに言うが、自分でレストアをと考えているなら、まず、広い作業場が要る。普通のガレージじゃとてもムリだ。狭すぎる。

幸い僕には貸し工場だった倉庫が残されていて、そこの半分、50坪を使っている。パーツ置き場を考えると、これでも十分とは言えないが、なんとかなる。

 

話しを戻そう。

フロアの塗装を剥がして見えてきたのだが、この車体は決して「年式の割に程度がいい」なんてことは無い。

助手席の足下だ。左がセンタートンネル、右がドアだ。

赤い矢印の所に四角い板が溶接してある。「パッチ」と呼ばれる継ぎ当て板だ。

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もう少し下に目をやると、さらにパッチが見える。 助手席の足下だけで6カ所もパッチが当てられていたのだ。

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後部座席は‥‥? あぁ、あるある。

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ドレン穴の回りも穴とクレーターだらけ。

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パッチはその下がどうなっているのか見るため、溶接を削り取って剥がしてみる。

 

どんどん深みにはまって行くみたい。(不安)