館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 右プラットホーム11

こんにちは。

シートプラットホーム裏側には補強板が取り付けてある。この補強板も錆でクレーターだらけ。穴こそ明いていないものの腐食部分の板厚は恐らく0.5ミリを下回っていることだろう。これも修復しよう。

f:id:mikawakougei:20160518002904j:plain

 

パネルベンダーで鉄板をコの字に曲げる。

f:id:mikawakougei:20160518003112j:plain

 

オリジナル本体とパッチを予定の形に切り取る。

f:id:mikawakougei:20160518003254j:plain

 

パッチを当ててみた。上面がわずかに折れ曲がっているのでそこも忠実に再現する。

f:id:mikawakougei:20160518003525j:plain

 

水抜きと思われる穴も明ける。

f:id:mikawakougei:20160518003833j:plain

 

僕式の溶接用ギャップ、1~1.5mmの隙間を空ける。

f:id:mikawakougei:20160518004002j:plain

 

さぁ、溶接スタート。

f:id:mikawakougei:20160518004111j:plain

 

時間を空けながら全体溶接完了。

f:id:mikawakougei:20160518004223j:plain

 

裏面の溶け込み不足の箇所もしっかり溶接する。

f:id:mikawakougei:20160518004322j:plain

 

サンダーでビードを削り取り、仕上げる。完全にスムーズに仕上げることはできるが鉄板の肉厚が犠牲になる。見える部分ではないので強度を優先し、これでよしとする。

f:id:mikawakougei:20160518004452j:plain

 

裏面もちゃんとサンダーで仕上げる。水が溜まらないようにね。

f:id:mikawakougei:20160518004714j:plain

 

よしっ! これなら美しい。

f:id:mikawakougei:20160518004837j:plain

 

あとは内側を錆止め塗装してからプラットホーム本体に溶接取付けする。