館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 リヤアクスルOH1

こんにちは。

 

今年4月に東和自動車さんにオーバーホール(OH)に出していたアクスルシャフトのベアリング交換が完了した。黒染めもし直してくれて新品同様になった。

 

まずはOHに出す前のアクスルシャフトは‥、写真は横向きで、右が床だ。

長い方のシャフトが右側、短いのが左側だ。

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シャフトは黒染めされているが長年の使用によってところどころ剥げ、地金がむき出しになっている。

今まで洗い油に浸けていたのだが、アクスルハウジングから露出していたハブやベアリング押さえは錆だらけだ。

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右側シャフトのハブ部。

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左側シャフトのハブ部。

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四角いベアリング押さえのプレートのすぐ上にあるのがベアリングだ。

このベアリング、以下の動画でお見せするが、回してみてびっくりだ。

www.youtube.com

 

ベアリングもかなり摩滅しているようでスムーズに回ってくれない。右シャフトの方は手で回すとゴロゴロ音がする。決して滑らかな回転ではない。

左シャフトに至っては引っ掛かる感じがしてガクッガクッと回る。こんな状態のベアリングに乗っかって名古屋から自宅まで運転してきたわけだ。

おっそろし~。

 

そういえば道中、ずいぶんやかましい車だなぁ・・と思っていた。もちろん7リッターという巨大エンジンやマフラーの音、それにブロックパターンのBFグッドリッチタイヤも走行音が大きいが、案外こういったへたりベアリングのノイズも大きいと思う。

 

東和さんにこのことを話すと、

「ハハハ‥、神谷君、マッハはよ、エンジンやマフラーの音が大きいから大して気にならんかったかもしれんが、ベアリングもゴーっという騒音がしとったと思うよ。」

 

僕のマスタングはフルレストアなのでベアリングやシールなどはすべて交換する予定だ。きっと静かな走行音になるに違いない。 ^ ^