館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

矢田の看板9 フクロウの塗装1

こんにちは。

フクロウの塗装を始めたら午前3時半になってしまった。塗装作業ではよくあることだけど‥。

自動車用の2液型ウレタン塗料は硬化剤と混合すると2~5時間以内に作業を終えないといけない。それを過ぎると塗料の反応が進んでしまうため使えなくなるのだ。

残しておいてまた明日というわけにはいかない。

 

また、色を変えて重ね塗りをする場合も、下塗りしてからあまり時間が開くと上塗りの密着が悪くなるためなるべく継続して作業したいわけだ。

 

さて、溶接取付けした後のフクロウは溶接焼けしている。塗装の前にサンドブラストで綺麗にしてやる。

ブラスト機に入れるわけにはいかないのでビニールで簡易ブラストボックスを作る。

フクロウを包むようにビニールを袋状にして‥、この中でブラストするのだ。

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出来上がったのがこちら。ブラスト面は塗料の密着もよくなる。焼けてしまった矢印の赤も少し削った。

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こんな感じ。

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白文字にかからないようにマスキングして‥、まず錆止め塗料「パワー防錆」を塗る。

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赤い塗装をすると‥、若干、マスキングの境目が分かるが、まぁ、いい。遠くから見るので気にならないだろう。それよりもフクロウの影を付けたのが分かるかい?

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続いてフクロウの下塗り、ベージュを塗る。

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その上に厚紙で作ったマスクを乗せる。黒丸はマスクを押さえるための磁石だ。

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目と脚を塗って次のマスクを乗せる。厚紙のマスクは全部で4枚ほど作る。

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だいぶリアルになって来ただろう。

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写真を参考に、これからさらに細かい所を塗り込んでいく。