館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

団体体験の一日 フル活動

こんにちは。

 

きょうは朝から夜までフル活動の一日だった。

午前は一色中部小学校へサンドブラストの出張体験に行った。

三河工芸ガラス美術館 体験コースでは出張費用をお支払い頂ければ出張体験もしている。一色中部小学校は美術館から近いので昨日の内にグラスなどのかさばる材料は搬入しておいたが、それでもカミさん、今朝は準備のために7時半には家を出た。美術館があるので講師はカミさん一人である。

親子学級で総勢40名ほどの体験であるが、ブラスト機を持っていくわけにはいかないので作品を一旦美術館に持ち帰ってブライト加工をした上で学校に届けるのだ。

 

カミさんが出張体験から帰ってきたのが11時45分頃。それからすぐに午後のサンドブラスト団体体験の準備にかかる。

今度は上飯田児童館のちびっ子達。小学校低学年から4~5年生までの児童達36名だ。

付き添いの職員さんが7名付き添いで手伝ってくれたが、さぁ、それからが大変だった。まさに保育園状態。

 

救いだったのはチーフとなる女性職員さんが大変有能だったことだ。

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佐藤 江梨子似の可愛らしい女性だったが声が凛として大きく、子供達も彼女の言うことにはよく従った。

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子供達がちゃんと説明を聞いている様子がお分かりいただけるだろうか? カミさんもいつも以上に大きな声で丁寧に説明をする。

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それでもなにぶんまだ幼い子供達だ。一人一人手取り足取りで教えなくちゃならない。

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アートナイフの持ち方すら知らない子供達だ。 心の中では「ムリだよな~。どうするんだ、こんなんで。」と思いながら何もできない子供達を手伝う。

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幸い、7人の付き添いさん(ボランティアさんを含む)が実によく動いてくれて、本当に助かった。

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最終的に全ての子供達が自分の手で作品を作り上げた。そりゃあ上手な子もいればド下手な子もいるさ。

でもブラスト機の中で子豚のようなペンギンや、ギザギザでなんだか分からないようなライオンを見ていて、なんだか「フッ‥。」っと笑ってしまった。

なんとも微笑ましいのである。

 

上手なカットはそれは見事であるけれども、ギザギザのライオンや小太りペンギンはそれは愛嬌がある。 彼らが大きくなったときにこれらの作品を見てどう思うだろう。

 

懐かしく、きっとあのときの自分を褒めてやりたいと思うんじゃないかな。