館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

サンドブラスターを作ろう! 4

こんにちは。

 

きょうは休館日。半日ゆっくりさせてもらって午後からは久しぶりにサンドブラスター製作の続きをする。

実は研磨剤の取り出し口の設計がイマイチ納得できていなかったのである。今回その取り出し口を急きょ設計変更して製作することにした。

 

その前に、キャスターを取り付ける台座を作る。 うちにあるブラスト機は教室にある据え置き型のブラスターを除いてみんなキャスターが付いている。あちこち移動して使いたいからね。

アングルを溶接したコーナーに3.2ミリ厚の四角の鉄板を溶接した。ビードは後で研磨する。

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最初の設計では三角窓が全部開くようにしたのだけれど、そうすると蓋を開けた瞬間に広範囲に研磨剤が流れ出して、大きな受けが必要になる。

今回の変更は三角窓を小さくしたのだ。約、半分の所で蝶番で開くようにした。

まず固定側の逆台形に切った鉄板を点付けする。

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今回はTIG溶接ではなく、一瞬で溶接の終わる、入熱の少ない半自動溶接にすることにした。

 

もっと続けたいところだが、夜も遅いし、きょうはこれくらいにしておくか。

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蝶番を取り付けるためのアングルを作った。市販のアングルを使おうかとも思ったが、板厚が3ミリもあるので自作することにしたのだ。

僕が持っているパネルベンダーは幅30センチまで。補強リブも兼ねた蝶番取付けアングルは幅35センチほど。

ベンダーが使えないのでハンマーで曲げる。40X40X3のアングルを45センチの長さに2本切る。

そのアングルを向かい合わせにして長さ35センチの鉄板を挟む。これを万力で強く挟み、初めはソフトハンマーで、仕上げは板金用ハンマーで叩いて曲げていく。

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綺麗に直角に曲がった鉄板。このアングルを逆台形鉄板に溶接するのだ。

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まだ、何をしているのかよく分からないでしょ?

 

大丈夫。仕上げを御覧じろ、だ。