館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

“ 潮騒 ”の島 神島3

こんにちは。

僕たちは三島由紀夫の小説、「潮騒」の中に出てくる場所を巡ってみようと考えていた。

僕が小説「潮騒」新潮文庫 を読んで訪ねてみたいと思ったのは、

1.八代神社 (やつしろじんじゃ)

2.神島灯台 (かみしまとうだい)

3.灯台長の家

4.女の坂 (女の妖怪が出る伝説がある)

5.観的哨跡 (かんてきしょうあと)

6.灯台の裏手の松林の急斜面

7.東山

8.水汲み場

9.デキ王子の塚

10.カルスト地形の海岸

そのほかにも銭湯や照爺(てるじいこと宮田照吉のこと:初江の父)の家などがあるが、少なくともこの10カ所は見てみたいと思った。中でも神島灯台と観的哨はこの島の名所の中では目玉となるところだ。

初めに向かったのは渡船場すぐ上にある案内所というか、地図や説明がある広場だ。

 

おや? ここの映画化の歴史を見ると全部で5回映画化されているらしい。前回説明した4回というのは間違いのようだ。

僕が知っていたのは吉永小百合さんと山口百恵さんの2作品だが、小説の初江にふさわしいのは断然吉永さんだ。

その次は1回目の青山京子さんだな。その美人さからいって。^ ^

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その隣に神島の地図とモデルコースなるものがあった。 よしっ!それではこのモデルコースから行ってみよう。

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これによると最初に行くのは「洗濯場」だ。

あぁ、あそこか。

映画の中で海女達がここで世間話をしながら洗濯をしているとき、灯台長の奥さんが宮田の照爺に新治と初江の交際を認めるよう直談判に行くのである。

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心躍らせながら洗濯場へと向かう。