館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

梅雨の季節の風物詩4 庭師も命懸け

こんにちは。

きょうは雨の予報だったが、予報に反して35度を超える猛暑日となった。

きょうは庭師さんの最終日で、家じゅうの主な植木を剪定してくれている。予算が決まっているので、1年おきに剪定する木としない木を分けてくれている。

こちらはショップ横にあるネムノキ。ゴンドラを使って剪定するので安全で速い。こんなの昔ながらの三脚では無理だ。

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大将は身長150センチちょっとの小柄な男性だが、だんだん背が縮んできているようだ。それほど作業がきついということなのだろうか。

それにしてもネムノキもずいぶん大きくなったものだ。ここへ来ておそらく20年になるが、当時はここに植えた棒樫の根に混じっていたもので影も形も無かったのだから。

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お昼過ぎ、しばらく大将を見ないなと思っていたら病院に行っていたそうで、アシナガバチに刺されたという。

隣家との境に植えた槙の木の中に巣を作っていたらしい。配電盤の奥にある槙の木だ。

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大将、去年も右手首を刺されて、すぐに吸盤で毒を吸い出し、その後病院に行って点滴をしてもらった。それでも二の腕あたりまでパンパンに腫れて、しばらく手を握ることすら出来なくなった。

今年は鼻の下を刺されたみたいで、針の後と、その周りに吸盤の跡が残っていた。

 

「一人で来たのかい?ダメじゃないか。(運転中気絶したらどうする、という意味) 今度刺されたらうち(その医者)には来ちゃだめだ。とにかくすぐに救急車を呼びなさい。」

と、医者に言われたそうだ。今回も口の上がパンパンに腫れたらしく、おそらく抗体が出来ているため、この次はアナフィラキシー・ショックを起こすかもしれないということだ。

もう一人の従業員さんも刺されたようだが、彼は大丈夫と言っていた。

 

蜂と言えば、隣の新屋さんの奥さんも昔アシナガバチに刺されたことがあって、その時は気を失ってしまったそうだ。

小さな蜂だからと言ってバカにしてはいけない。命の危険すらある。 うかつに植木の剪定もできやしない。

 

庭師さんの仕事も命懸けだ。