館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

サンドブラスターを作ろう!6 換気扇取付けBOX製作1

こんにちは。

 

最近はなかなか作れなかったサンドブラスターの製作を再開している。前回作っていたものが長らく止まっていたのだ。

mikawakougei.hatenablog.com

 

さて、今回はサンドブラスト作業で出た粉塵を含む空気を排出する換気扇取付け箱を作る。

材料はアルミアングルとポリカプラダン。

 

現代は便利だ。インターネットを使ってパソコンで注文すれば数日後には宅配業者さんが家まで届けてくれる。今回は4mもある長~いアングル。

一昔前だったらホームセンターに探しに行き、無ければ諦めるか取り寄せしなければならなかった。まして4mもある長尺物など置いてなかった。

今はありとあらゆるものがインターネットで手に入る。だから僕はあまり外出をしない。外出する時間があったらモノ作りに使いたいからだ。

 

話がそれたがまずは材料取りから始める。左が取り寄せた長尺のアルミアングルだ。

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作図した図面に従って指定の寸法に正確に切る。アルミは木工用のチップソーでカットできる。ただしアルミは軟らかくねちっこい材料なのでしっかり固定してゆっくり切断しないと刃に巻き込まれることがあり危険だ。

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アングルを組み立てるためにこんな形状に加工する。

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切り揃った材料。

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ランバーコア材の上でアルミアングルを組み合わせる。アルミは溶け込みが浅いので確実に繋がるように僕は開先(接続面を斜めに削ること)をしている。

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アルゴンガスを使ったTIG溶接。何度も使っているのでランバーコア材が溶接熱で焦げている。

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角は外側からの溶接がやりやすい。

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繰り返しになるが、僕は何か作っている時が何より楽しい。

母親が働き者だったのでそれを見て育った僕は、何もしないでいることの方が苦痛なのだ。

だから食事、お風呂、寝ているとき以外は仕事にせよ趣味にせよ、たいてい何らかの仕事をしている。