こんにちは。
いきなりだけど、ルーフとクォーターパネルって一体の物だと思う?
僕は昔は一体成型だと思っていた。実際はルーフとクォーターパネルは別のパーツで作られていて、それがクォーターピラー、つまり左右の後部座席の上あたりで溶接で繋がれている。
そのつなぎ目を滑らかに埋めるために実はハンダが使われている。そのことはこのレストアを始めて僕も初めて知ったことだ。
下の写真でルーフ(屋根)のあたりで色が違っている所がある。それがハンダ盛りの部分だ。かなりの広範囲にわたっている。
このハンダ盛りをバーナーで溶かして取り去ると接合部分が現れる。
きょうのテーマはこのハンダ盛り部分をハンダで行うべきか、或はパテで行うべきか、そこのところを考えてみたいのだ。。
実はこれがとても難しい問題で、プロである板金塗装屋の間でも意見が分かれている。
ハンダが優れているという人もいれば、いや、今どきパテだよ、という人もいる。
果たしてどちらの言い分が正しいのだろう。
自分なりに長所、短所をあぶりだしてみることにした。
つづく