館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

どうした日本のハイテク産業

こんにちは。

 

きょう、東芝の臨時株主総会が開かれ、半導体事業の分社化が決まった。何年も前から経営危機がささやかれていたが負債総額は何と一兆円を超えるという。

今年中に分社化した半導体事業の株式の大半を売却するという。

 

ちょっと前にはシャープが台湾の鴻海に買収され傘下に入ったばかり。

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シャープも東芝も日本を代表するハイテク企業。東芝半導体メモリの雄、シャープの液晶技術は世界トップクラスだ。

大企業の経営のかじ取りは僕には良く分からないが、経営難だからと言ってみすみすこれらのハイテク技術を外国に売り飛ばしてしまっていいのだろうか。

日本の今の繁栄を築いてきたのは日本の物づくり、それをけん引してきたのがハイテク産業だ。

 

技術立国と声高に叫びながら、ハイテク企業が外国資本に乗っ取られるのを日本政府はただ見ているつもりだろうか。