館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ステンドグラスの置き時計

こんにちは。

 

木曜の生徒さんIYさんがパネルタイプの置時計を完成させた。お皿用のスタンドを使ってサイドボードの上に飾るらしい。

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IYさんといえば以前にも紹介したが、ステンドグラスのフラガールを作った人で、ご自身もフラのダンサーだ。

作品を一つ完成させるごとに力を付けていて、ステンドのキャリアは浅いのに腕前はかなりのものだ。

上の写真を見て欲しい。何ということのないシンプルなデザインと思うかもしれないが、よく見るとラインの幅が一定で揃っている。

当たり前のようだがこれができる生徒さんは少ない。

 

ムーブメントは電波時計。電池を入れると勝手に針がくるくる回り始め、そのうち時計の電波をとらえて正確な時間を示すようになるが、それまでの時間が長い。教室で作って正確な時を示した瞬間を見たことが無い。多分始動してから何時間も後のことだろう。

その点、クォーツ時計は時刻を合わせた瞬間から正しい時を示す。

 

世の中が進んでも便利になることばかりじゃないってことだ。