館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル8 取り外し準備1

こんにちは。

 

クォーターパネルを取り外す前にやっておくべきことがある。

オリジナルの形状、寸法をできるだけ詳細に記録しておくことだ。

テールの左右位置関係。

f:id:mikawakougei:20170418034907j:plain

 

ルーフからテールに至るライン。細い角材でコピーする。

f:id:mikawakougei:20170418035037j:plain

 

型だってぴったりとは作れないため、どこにどれだけ隙間があるかを写真に記録しておく。

f:id:mikawakougei:20170418035403j:plain

 

取り外すスポット位置を白マーカーで印する。

f:id:mikawakougei:20170418035749j:plain

 

クォーターの最後尾。

f:id:mikawakougei:20170418040023j:plain

 

塗装を剥がすと連結が見える。

f:id:mikawakougei:20170418040205j:plain

 

トランクウエザーストリップの溝にはでかい錆穴が。

f:id:mikawakougei:20170418040327j:plain

 

左右のクォーターをつなぐビームの接続部。この辺りの構造は何重にもパーツが重なっていて複雑だ。ここは6枚ものパーツが組み合わさっていてクォーターパネルはその真ん中あたりに差し込まれて溶接されている。上から順番に外そうものなら左右の連結を失ってしまう。よくよく考えないと。 ここは悩ましい所だ。

フルクォーターパネルの交換が最高難度と言える所以だ。

f:id:mikawakougei:20170418040752j:plain

 

取りあえず考えうるできるだけの写真を撮る。これが後で役に立つのだ。