こんにちは。
ロケーターを取り付けたままでは溶接ができないため、外した状態でタック溶接を続ける。寸法に狂いが無いか時々ロケーターで確認しながらの作業である。
裏側を常にチェック、溶け込み不良が無いか確認する。鉄板同士の突合せの線が残っている所はまだ溶接していないか溶け込み不足の所だ。
溶接熱で防錆塗装が燃えて黒煙を残す。
見えない裏側は鏡を使ってチェックする。
線の残っている所は溶け込み不足だ。もう一度表から強めに溶接する。
溶接が終わって寸法チェック。やはり変形が出てきたのでてこを使って修正する。
まるまる手作りした裏板を当ててみる。若干の不一致はあるがこれは修正可能だ。
裏板を外して表板の裏側をもう一度塗装。使ったのはパワー防錆。
奥の奥まで防錆塗装をいきわたらせる。
表板の表側には「錆封じ」を塗ってアルミパテで形状の仕上げをする。
パテを丁寧に磨き上げる。
修復前とはえらい違い。
錆一つない気持ちの良いバージンパネルだ。