こんにちは。
先日の台風18号で何の被害もなかったかと思われたが、ちょっと前に教室の換気扇フードが無いことに気付いた。
暴風で引きちぎられて庭の植え込みの中に落ちていたのだ。
見ると換気扇穴の内枠が木製で、雨が侵入したせいか、ボロボロに朽ちていた。まるで白アリに食われたようだった。
この内枠を作り直さないとフードが付けられない。だから修理がなかなかできないでいたのだ。
予報によると明日は大雨らしい。 このまま放置しておけば教室内のみならず壁の内側にも雨水が侵入する。それはまずい。
ミュージアムの客足が一段落したところで僕はホームセンターに木板を買いに行った。
まずは換気扇本体を枠から外す。アパートでしょっちゅうやっているのでお手のものだ。いつ雨が降り始めるか分からないので外側にはプラダンのめくら蓋を貼りつけた。
内枠と換気扇の寸法を測定。
木枠を作る。材料はパインの集成材。高級品だ。(笑) ほかに安価なファルカタ材もあるが軟らかく腐食しやすいのでやめた。
さび付いて折れた木ネジをディスクカッターで切り取り、内部の縦桟など、干渉する部分を切り取って木枠が入った。
フードをビス止めし、思わずピース! そのとき雨が降り始めた。急がないと。
暗闇の中、目地にシリコンコーキングを塗る。これが下手だと雨水が侵入する。
工事屋の作業がいい加減だと今回のように寿命は極端に短くなるのだ。
これでヨシ。
僕はマスタングのレストア同様、作業に手抜きはしない。
これは母やお客様から教わった僕のポリシーだ。