こんにちは。
セキスイシティー瓦はノンアスベストのスレート瓦で和瓦に比べ、桁違いに劣化が速い。
そのためあまりのクレームの多さに取り扱いをやめた。
僕もカッコの良さと断熱性能がいいというキャッチフレーズを信じて選んだのだが、この家を建てるにあたって最大の禍根となった。
悔やまれてならない。
そうはいってもセキスイハウスは何も補償してくれないので何とか急場をしのがねばならない。
劣化の進んだシティー瓦は表面の塗装が剥がれ、そこから雨水が侵入して割れが起こる。
むき出しになった素地はスカスカになって手で触るとボロボロと崩れる。
さらにいたるところに割れが起こり、
表面の塗膜は手でパラパラと剥がれる。
ネットでシティー瓦を調べると、瓦の交換しか手が無いらしい。塗装しても素地がボロボロなのですぐに剥がれてくるという。そうは言っても今すぐ瓦を蕗替える費用が出せない以上何とかしなければならない。
そこで塗装という訳だ。
劣化したシティー瓦は乗っただけで割れてしまうらしいので瓦にじかに乗らずに作業する足場が必要だ。
足場は売られていないので自作する。
足場がずり落ちないように峰にひっかける必要がある。そこで峰の型を取る。
厚紙をつなぎ合わせてかたどる。
採れた型。
型を使い古したステンドグラスの作業板(ベニヤ板)に写す。新品のベニヤなどもったいない。
ジグソーでカット。粉塵が立たないように掃除機のホースを当てている。
カットした峰板を黒に塗装した。三角の穴は手で持つときの穴だ。
どんな足場になるでしょう。(笑)