館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

瓦屋根塗装準備5 瓦洗浄

こんにちは。

 

屋根に足場を上げるのが大変だった。

庭先で足場を立て、バルコニーに上がって僕が手で引き上げ、カミさんも2階へ上がってロープを引っ張って補助する。二人がかりの作業だ。

設計重量は15キロ強だったが、たぶん20キロくらいある。

 

2階バルコニーに上げたら僕が屋根の峰に上がり、ロープで引き上げる。カミさんは脚立に登って下から押し上げるといった方法で何とか屋根に上げた。

晴れてはいるが上は風が強い。あおられてバランスを崩さないように注意する。

南のバルコニー側に落ちるなら怪我で済みそうだが北側に落ちると下は地面だ。命にかかわる。むろん命綱をする。

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そのままでは足場がずり落ちるので峰に引っ掛かりをビス止めする。

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さて、いよいよ塗装の第一段階、瓦の洗浄だ。

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ところが洗い始めてすぐに高圧洗浄機が不調になった。モーターは回るのに水が出て来ないのだ。恐らくストレーナーの目詰まり。

そのストレーナーがさび付いて取れない。仕方なくマイナスドライバーでストレーナーをちぎりながら取り外した。 ストレーナー無しで作業する。

 

今年は何かにつけ、作業する段になって機械が故障する。まったく厄年だ。

 

洗浄は屋根の上の方から、足場の両側70センチの範囲と足場の真下を行う。

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高圧洗浄はシティー瓦が崩れるから使えないという記事がインターネットにあったが、洗浄水を扇型に広げて距離を調整することで何とか洗浄できた。

劣化の激しい部分は素地が崩れたり塗装が剥がれてしまうが、高圧洗浄で剥がれるような塗装なら上塗りしたところですぐに剥がれる。

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こんなのデッキブラシで洗浄していたらへとへとだ。

 

この列が洗浄できたらカミさんに手伝ってもらって足場を移動する。

たぶん、1週間もあれば南側の屋根は洗浄できるだろう。