館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

踏切警報機を作る3

こんにちは。

 

踏切警報機の塗装第一段階、黄色が塗れた。警報機も遮断機も黄色と黒色の警戒色で塗られている。初めに黒を塗ってしまうと後から塗る黄色が出にくいので先に黄色を塗る。

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因みになぜ警戒色が黒と黄色なのかを調べたら、他の生物に警戒心を起させる派手な色合いで、毒蛇や蜂、蛾などがこの色を持つという。

踏切には危険が潜んでいるよと警告しているのだ。

 

全部で14本。物が小さいので一度に塗る。

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さて、次は黒の塗装だが、その前に黄色のままに残す部分をマスキングしなければならない。

塗装後剥がしやすいように粘着の弱い青テープを使ったが、しばらく放置するとテープが剥がれてきてしまった。これは具合が悪い。

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より粘着の強い黄色のマスキングテープで巻き直す。マスキングは細かい作業なのでピンセットで行う。

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よく調べると警報機のランプには日よけが付いている。そこで日よけを作る。

銅テープにハンダメッキをして型に挟んで万力で締め上げる。

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曲がったテープをニッパーで切る。切り口はやや斜めにする。

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切り取った日よけに紫外線硬化樹脂を付ける。

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ブラックライトを当てて警報機のランプ上に接着する。30秒で動かなくなる。

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これを全部で14本作らねばならない。

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数が多いと作るのが大変だ。