こんにちは。
クォーターパネルにピン穴が明いたところでモールドピンを付ける。ピンの代用として使うのは薄平リベット。
最初は釘も考えたが、釘の頭のアヤ目がいかにも釘だ。マスタングの " M " 刻印は無いがリベットの方がスマートだ。
オートポンチの先を尖りから平に替え、リベットを穴に打ち込む。このとき、パネルの裏に当て金を当てないとパネルがへこんでしまうので注意。
打ち込まれたリベット。
裏から見たところ。
リベットの先端がパネルからわずかに出っ張る方がいい。溶接の肉痩せを防ぐ狙いだ。
裏側をTIG溶接する。この時、弱い電流で短時間(0.5秒程度)の溶接を時間を空け、何回かで完了するようにすると入熱が抑えられひずみを抑えることができる。
ピン取付け完了。軸の円周で溶接されているためオリジナルよりも強いはずだ。
満足のいく出来だ。
クォーターパネルの修正はまだまだある。