こんにちは。
前回、リヤウインドウビームを連結した。今回はクォーターパネルのジョイント部を溶接する。
ジョイント部は元々クォーターパネルの一部なのだが、ここはリヤウインドウビームとエクステンション、クォーターパネルエクステンションなど４つのパネルが複雑に組み合わさっていて、クォーターパネルをきれいに取り外そうとすると、ビームの一部を曲げて変形しなければ取り外せない。
それを避けるために僕はジョイント部分を切り離すことを考えたのだ。切り離したジョイント部はクォーターパネルを組付け後、再び溶接して一体化するのだ。
黒い部分がクォーターパネルのジョイント部。黒いのは耐熱塗装だ。溶接予定部だけ３ｍｍ幅ほど塗装をしていない。
ここはデッキ (トランク) のウエザーストリップがはまるところで複雑にプレスされていて４つの関連パネルをバラバラにしないと組み入れられない難所だ。
デッキパネルの位置がずれないように型をあてがって慎重に寸法出しする。白い板が位置出し用の木型だ。オリジナル分解前に採っておいた。
溝部分をスポット溶接する。オリジナル通りだ。
裏から見る。パネル同士の位置がずれても組み立てられるよう、溝幅がわざと違っていて調整できるようになっている。
クォーターパネルの交換はかなり頭の体操になるよ。(笑)
