館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

零戦参上! エンジンとコクピット

こんにちは。

 

アシェットコレクションズの零戦。当初は2週間おきに月2回、4週分を送ってきていたが、ここ数か月は月に一度だけ、4週分を送ってくるようになった。

毎週のパーツは少なくなり、ちょっと物足りない感じもする。そう思って数か月、手付かずにして貯めていたらいつの間にか4か月分(16週分)も貯めてしまった。

 

初めの3か月分はエンジン組み立てばかりでちょっと飽きていたのだ。

これではいけないと思い、ここ数日集中して組み立てている。

 

エンジンは非常に緻密な造りで凄い。日本製の高級プラモデルでもここまでののは無いだろう。それでも穴と軸のはめ合がきつくて入らなかったり、ピッチの誤差でうまく組めなかったりするところがあった。手加工で修正しながら組んでいく。

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僕は毎日細かなジオラマパーツを作っていて細かな作業は得意なのだが、それでもこのエンジン組み立てには手こずった。エギゾーストマニホルド(排気管)の取付けなど、どうすればいいの?と思うくらい難しいものだった。

それでも完成すればマニアをもうならせる精巧なものだ。

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エンジンカバーを付けてみる。

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こんな感じだ。プロペラを付ければさらにムード満点。

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きょうは一気に2か月分、コクピットの組み立てを行った。

2か月分でこれだけだが、忙しい人にはちょうどいい。おっくうにならずに配分されているのかもしれない。

組立説明書にはそれぞれの部品の名称が記されているが、このモデルを作り始めて初めて知るゼロ戦の作り。車の運転席とは比較にならない複雑な計器にレバー類。

これを操作するパイロットは本当にすごいと思う。

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零戦パイロットといえば以前にもこのコーナーで書いたが、我が家の親戚に凄腕のパイロットがいた。

安城市和泉町出身の沓名達夫さんだ。達夫さんはテレビの再現ドラマ「鶴瓶のニッポン武勇伝 我が家のスゴイ人GP」で「特攻隊 言わずに死ねるか」の中に登場する凄腕の上官、沓名達夫その人である。

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達夫さんの実家は現在建て替え中。弟さんご夫婦が2年ほど前に亡くなられて現在は娘さん夫婦が後を継いでいる。

実家には達夫さんからの手紙が多数保管され、写真もたくさん残っているという。

が、写真や手紙は時が経ち、代が変わることで薄れ、消滅していくと思った僕はインターネットという無限で永遠の世界に、お国のために散った沓名達夫さんの記憶をとどめておきたいと思ったのだ。

 

近くここでご紹介できるだろう。