館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

森の精 その1 分解清掃

こんにちは。

 

作品「森の精」は森に宿る清らかな妖精を描いたものだ。

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コンポジション(複合)で、サンドブラストとステンドグラス、それにフュージングで作られたもので1995年の作品だ。

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ガラスの美しさは照明によるところが大きいが、この作品も照明の仕方が難しい作品だ。

 

 

このところ毎週のようにどこかのスリム管蛍光灯が切れる。

この作品も照明にスリム管を使用していて、以前からLED照明に替えたいと思っていた。

蛍光管の交換だけなら大した時間はかからないがLED化しようと思うと連休でないと完了しない。

 

この際、ガラスの清掃もしようと思う。

蛍光管付きのサイドパネルを外すとガラスが横から取り外せる。

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この作品は3層構造だ。最も奥にあるのはダークミラーとステンドグラスで構成された背景がある。

ご覧の通り長年の継時変化でガラスが曇っている。拭いてみるとガラスの曇り具合が分かる。右側が拭いたところ。

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きれいに拭き上げた。

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上の層の透明ガラスだって拭き上げればこんなにきれいになる。(左半分)

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こりゃ、清掃後は相当スッキリしそうだね。(笑)