館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

感激です!

こんにちは。

 

きょうは日曜とあって午後になると沢山のお客様が絶え間なく訪れた。

一番のお目当てはフォトジェニックな「巨大万華鏡スフィア」。一時は待ち時間30分という行列がしばらく続いた。

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スフィアは「作品」だが、アトラクションのようなストーリーがあって、一回の上映時間は2分。

沢山の魚が泳ぐ浅い海 → マリンスノーの降り注ぐ深海 → 無数の星が瞬く宇宙の旅 → 光り輝くビッグバンと4つのシーンがあって、その眺めは劇的に変化する。

これがスフィアの最大の特徴であって、世界で唯一無二だ。

 

1回2分だが、1グループのお客様が1回の上映で出ることはまずない。たいてい2~3回は納得のいく写真が撮れるまで滞在する。

混雑時は後の人のために撮影時間を短めにお願いしているが、仮に1グループが4分滞在すれば10グループで40分ということになる。

実際にはお客様が気を利かしてそんな長時間の待ち時間にはならないが、何らかの対策が必要だと考えている。それはお客様が待ち時間を苦痛と感じないための工夫だ。

 

 

僕が並んでくださるお客様を見て感じるのは、並ばせてしまっていることは心苦しいけれど、並んでまで観てくださることがとてもうれしいのだ。

僕が作った作品をわざわざ遠方から来て、長時間並んでまで観てくださる。これは作者冥利に尽きる。

 

沢山のお客様が来てくださることで次なる作品の原資を生み、お客様の笑顔が創作のエネルギーになる。

 

きょうもお客様の歓声が館内に響き渡る。