館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 左クオーター内のデッドニング

こんにちは。

 

デッドニングとは防音、制振のことだ。

鉄板などの薄板ものに制震材を塗ったり貼りつけたりして叩いたときなどに出る残響音を低減するものでどんな車にも施工してある。

これが無いと車体の騒音が大きくなり、ボデーも薄っぺらな感じの音になる。

 

まず、インナークォーターにマスキングをする。もともとオリジナルではこんなところにはデッドニングしていない。

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マスキングをするのは僕のアート的なこだわりで大した意味はない。

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せっかく綺麗に仕上げ塗装をしたが、この上に制震塗料を吹き付ける。

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制震塗料の成分はブチルゴムだ。

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4回ほど重ね塗りをする。

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マスキングを剥がすとこんな感じになる。

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制震塗料は塗膜が厚いので防錆効果が高い。

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ウインドガラスレギュレターが取り付く車ポスト内は制震塗料は塗らないでおく。

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クォーターパネルの内側にも制震塗料は塗っておく。

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パネル内側には制震塗料を6回、6本を塗った。これで足らなきゃ制震マットを貼るさ。

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目標は”オリジナル以上”だ。