館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ビデオカメラ回転台

こんにちは。

 

現在ビデオカメラの回転台を製作中。18日の動画撮影に向けた準備だ。

モデルさんの歩行に合わせて移動する直線専用ワゴンはほぼ完成した。

 

カメラ回転台とは何か。

モデルさんを画面の中心にして、カメラがモデルの周りを回って背景がぐるぐる回るアレだ。

人がカメラを手で持ってモデルの周りを回るなど論外だ。では三脚キャスターを使って回る?それだってスムーズな回転は難しいだろう。

 

たまたま家にあった自転車の車輪のリムを使ってできないかと考えた。

初めはリムに直接ローラーを付けて回転するカメラアームを考えたが、どう考えても上手くいきそうになかった。ローラーがリムから外れてしまうのだ。

そんなことを二日も考えているうちに別のやり方を思いついた。

リムの上に回転する台を置くのだ。これならできるかも。さっそく図面を引く。

 

ホームセンターで材木を買ってきて、それを正方形に接着する。接着は当てにならないので最終的には補強板をビス止めする。 左にあるのが自転車のリムだ。

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いきなり工程が飛ぶが、小型キャスターを買ってきてリムを挟むように木枠に取り付ける。木枠はカメラに目立たないように黒く塗る。

モデルはリムの中央に立ち、木枠の角に取り付けられたカメラは斜め下からモデルを撮る。

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裏返してキャスター部分を見る。リムは木枠から外れないようになっている。リムの回転はスムーズだ。

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彫刻鏡の部屋の中ではカメラマンも写ってしまうので、カメラマンは部屋の外に出て、カメラには自走してもらう。そのためモータードライブにする。

アルミアングルを溶接してモーターブラケットにする。ギヤードモーターは田宮製だ。

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上手く動いてくれるだろうか。