館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

インバウンド集客をめざせ! その2

こんにちは。

 

三河工芸ガラス美術館は個人経営の小さな美術館である。それを知らずに訪れたお客様が期待と違って拍子抜けするとこも少なからずあるようだ。

そもそも個人経営の小さな美術館を、市営美術館のように税金で賄われる大きな美術館と同列に扱われては困るのだが、それを知らないお客様からは「ショボい」とか「規模の割に入館料が高い」などと書き込まれたものだ。

どこからも援助を受けない個人経営の美術館が市営と同様な入館料では立ち行かなくなるのでその辺りはご理解願いたい。

 

さて、本題に入るが、西尾市は交通の便が悪い。鉄道は名鉄西尾線だけでJRは走っていない。近隣都市とは矢作川で隔離されているのでどこへ行くにも橋を渡らないと行けない。当館の周辺の公共交通機関と言えばバスぐらいだが利用者が少ないため1時間に1本くらいしかない。

そんな立地の三河工芸ガラス美術館だが、一昨年写真撮影を解禁してからフォトジェニックなスポットとして人気を博し、休日など1時間を超える入場待ちになることもある。

 

お客様のほとんどは日本人で自家用車でやってくるが、中には電車とバスを利用して来てくださる方もある。

外国人観光客でも欧米人は見ればわかるが、中国人や韓国人は見ても分からない。

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時々館内を巡回するが、たまに中国語で話すグループがいて、その時に中国人のお客様と分かる。

 

前回のブログで書いたように、ホームページや説明文を外国語表記にしたところですぐに外国人観光客が増えるとは考えにくいがそれでいい。

例えば中国からのお客様がツアーで大挙して来られても実際には受け入れられない。

ただでさえ休日には行列ができるのだ。

 

僕が狙っているのは、わざわざこんな交通の便の悪いところまで来てくれる中国、韓国からの個人のお客様だ。

彼らは高所得者でマナーもよい。

 

彼らが祖国に帰って良いレビューをしてもらえるよう館を良くしていこうと思っている。