館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 右クオーターパネル全長伸ばし3

こんにちは。

 

前回行ったボデーサイドのセンターライン部と同じ手法でドア側のリップ部を伸ばしていく。

全てのリップ伸ばしは金型を作ってクォーターパネルを挟み、ラインが変形しないようにしなければならない。

これはクォーターウインドウの下の部分。上がドア側だ。3mmほどリップの折れ線が上に移動している。

角がだれ、無残なラインになっているように見えるかもしれないが、なぁに、心配はない。ハンマー仕上げでピシッとしたラインに仕上げる。最終的にはパテで仕上げる。

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上の写真よりも少し下の部分。リップが波打ってよれよれだ。だけど最後は見事に直る。^ ^

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さらに下。写真下がドア側だ。数字の7.18とは修正前に測ったドアとのギャップだ。+1.18伸ばしてドアとのギャップを6ミリにしようという意味。

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クォーターパネルのドア側最下部。2.5ミリ伸ばすことになっている。

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大変な作業ではあるけれど確実に出来る自信がある。

 

もう、板金の初心者ではなくなっている。(笑)