館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

とても残念です

こんにちは。

 

先日、親子で自動車に撥ねられ、意識不明の重体だったお母さん。意識が戻らないまま搬送先の病院で亡くなられました。33歳でした。

2歳の坊やは軽傷で済んだとのことです。

これから家族で幸せな家庭を作っていこうというときに、さぞご無念だったことでしょう。

 

加害者の男性は29歳。将来のある若者が一瞬の気の緩みで取り返しのつかないことをしてしまいました。

だけど、僕は彼を責める気持ちになれません。

なぜならたまたま加害者が彼だったということ。もしかしたら僕や僕の家族が当事者になる可能性だってあるのだから。

加害者、被害者、どちらの立場であっても、もし当事者であったらと思うとぞっとします。

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僕も若かりし頃、何度かスピード取り締まりにつかまって切符を切られたことがあります。

僕が憮然としていると、優しいお巡りさんは僕にこう言ったのです。

「事故を起こす前に捕まえてもらってよかったじゃないか。人をはねたら君の人生終わっちゃうよ。これからは安全運転してね。」

 

その時、頭では分かっていても実感はわいてこなかった。

今彼と被害者の家族は、これが夢であってくれたらと思っているでしょう。

 

彼には重い重ーい償いの日々が待っている。