館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ベガ 天文部の思い出

こんにちは。

 

先日、僕はマルチリンガルプロジェクトの録音に使うためデザインルームを大掃除してスタジオにするため片づけをしていた。

その時に高校時代に所属していた天文部の部誌が出てきた。48年前のものだ。

 

捨てずに土蔵の中に保管してあったのをデザインルームに移してあったのだ。

うちの蔵にはお宝などないが、こういった他人にとってはゴミとしか思えないような思い出のものがいろいろある。

 

先日のケーブルテレビ番組「青春キャッチ」の中で使いたかったらしいが、見つからなかった。もう遅いが。(笑)

 

僕は子供のころから星や科学が好きだったので高校に天文部があると知って迷わず入部した。

「ベガ」は天文同好会が各クラスに発行する機関誌だ。

 

残っているのはこの3冊だが「ベガ7」の表紙は僕がデザインしたものだ。

f:id:mikawakougei:20191006024631j:plain

 

ガリ版と言われる印刷法でヤスリ板の上に油紙のような原紙を置いて鉄筆で文字や図形をガリガリと書く。それを謄写版に取り付け、インクを塗りつけたローラーを転がして印刷するのだ。

f:id:mikawakougei:20191006025628j:plain

 

僕が入ったころはまだ会員が少なくて同好会だった。会員が増えて部になると学校から部費が支給されるようになる。

 

すべてがワープロで印刷される現代の機関誌に比べれば見た目はカッコよくないものの手作り感満載で今見ると実に新鮮だ。

文中の小島先生とは天文学会では名の知れた偉ーい先生だ。高校のすぐ近くにご実家があった。

f:id:mikawakougei:20191006025758j:plain

 

新入生の入ってくる4月に発行されたので新入会員を勧誘している。

f:id:mikawakougei:20191006030026j:plain

 

当時、「クリープを入れないコーヒーなんて」というキャッチフレーズのテレビCMが流行っていた。

たしか渋ーい芦田俊介さんだったような。

f:id:mikawakougei:20191006031113j:plain

 

思い出をたどるのもまた楽し。