こんにちは。
インナークォーターのブラストが終了し、ブラストボックスを撤去する。
表面的にはすっかり錆が取れている。ただし、ミクロで見るとごく微細な錆が残っていて、それまで錆のなかった面に比べると錆のあった面の方が早く錆が発生する。
錆が無くなると亀裂の状態がよくわかる。これから亀裂を溶接でつなぐ。錆で鉄板が薄くなっているのでわずかな加熱で溶け落ちる。裏側に薄銅板を当てて溶け落ちにくくする。
上手く盛れた。
なるべくきれいに仕上げる。ただし、削りすぎると強度が落ちるのでほどほどにする。
横もしっかり盛る。
錆防止のジンク塗装をする。
クォーターウインドウの補修部分。
クォーターポストとホイールハウスの間。ここにクォーターガラスが収まる。
雨水が入るので防錆処理は徹底的にしなくてはならない。オリジナル以上に。
インナークォーターのさらに内側までジンクを吹き付ける。
クォーターパネルとルーフを溶接する部分。しっかり塗っておく。
ジンクの錆止め効果は非常に高い。