館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

I高校生ステンド体験

こんにちは。

 

地元I高校定時制生徒さんの団体体験があった。

団体体験ということで当初は密を避ける意味でお断りしていたのだが、「どうしても」ということで、2部に分けてもらうことを条件にお受けした。

 

定時制は別称夜間高校で、皆さんすでに社会人だ。だから全日制生徒のような校則は適用されない。制服はないし、お化粧やピアスだって自由だ。なぜなら多くの生徒さんが職場から直接登校してくるからだ。

驚いたのは人種の多様さだ。

日本人を始め、ブラジル人、フィリピン人、ベトナム人、チリ人などだ。

まさにインターナショナルスクールだ。

 

全員マスク着用の上、手のアルコール消毒をしてもらう。

f:id:mikawakougei:20201112012318j:plain (一部)

 

I高校の外国人受け入れには定評があるようだ。日本社会に彼らがなじめるよう日本語教育など積極的に支援することが外国人のコミュニティーでも評判になっているそうだ。

f:id:mikawakougei:20201112012519j:plain (二部)

 

それにしても西尾の片田舎にこれだけ多くの外国の人が浸透していることに改めて驚いた。

その中にとてもきれいな女子生徒がいた。

ところが会話を聞くとどうも男子のようなのだ。後で先生に聞くと彼はLGBTのようだ。

長いつけまつげをし、爪にはきれいにマニキュアをしていた。

だけどそれを誰も気に留める様子はなく、みんな仲良しだ。

 

国籍が違い、それぞれ違う個性を持つクラスでそれぞれがみんなを認め合っていて素晴らしいなと思った。

みんなが違っていればいじめなんて起きないんだろうね。初めは珍しい人を見るような目で彼を見た僕はちょっと恥ずかしいと思った。

 

出来上がった作品を手に取ってみんな大はしゃぎをしていた。

やっぱり高校生だ。^ ^

 

みんな立派な大人になってねとエールを送りたい。