こんにちは。
以前からワイヤレスイヤホンが欲しいと思っていた。
音の出る作業をしながらラジオを聞いたり、夜中エクササイズしながらビデオを観るとき音声が聴き取りにくいからである。
音量を大きくすると二階で寝ているカミさんを起こしてしまうかもしれない。
インターネットで検索するとたくさんのワイヤレスイヤホンが出てくる。
ほとんどがスマホ用でラジオやテレビに使えるのか分からない。
よくよく調べていくとどうやらトランスミッター(送信機)が必要らしい。
そりゃそうだろう。普通のテレビやラジオにはBluetoothはついていない。
そこで購入したのがテレビに接続できるトランスミッターとワイヤレスイヤホン。
どちらもアマゾンで別々に買った。
マッチングが保証されたデバイス同士ではないので実際使えるかどうかわからないが、とにもかくにも説明書を読んでみる。
ところが聞きなれない専門用語が多すぎてさっぱり理解できない。
でも若者たちはこれをいとも簡単に使いこなす。
そんなことを考えているうち、若かりし頃の自分を思い出した。
新もの食いで、新しいラジオやステレオなど電気製品をあまり取説など読まなくてもすらすら使いこなしていたことを。
こういうものの操作はおおよそどのメーカー、機器も似ていたからである。
そうした自分の頭にしみ込んだ古い概念、常識が新しいものを扱うときに障害になるのだ。
こんなはずはないとか、こうしたら失敗するんじゃないか、などとちゅうちょして少しも進まないのだ。
とはいえ、誰もセッティングしてくれる人はいない。自分で解決するしかない。
説明書を二度ほど読み通して、説明書通りに電源を入れた。
なんということはない。
トランスミッターとワイヤレスイヤホンはお互いメーカーは違うが、勝手にペアリングを始め、ラジオの音を流すようになった。
なんという簡単さ。便利さ。
複雑なマルチファンクションスイッチの操作は面倒だが、それは使いこなす人用で、とりあえず使えるようにするのはとても簡単だった。
タイトルのITとはちょっと違うかもしれないが、おじさんに必要なのは古い概念にとらわれず、新しいものを素直に受け入れることなのだ。(笑)