館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

医療従事者を救うには・・

こんにちは。

 

きょう、17日のNHKスペシャル「看護師たちの限界線」を観ていて思わず涙してしまった。

新型コロナ感染拡大で医療のひっ迫が毎日のようにニュースで流れるが、その実態は僕ら一般人にはなかなか想像できない。

番組では一人のコロナ病棟のICUで働く25歳の看護師に密着、コロナ最前線の過酷さを現実として描いていた。

その看護師さんは1年以上のコロナとの戦いで疲弊し、最終的にはその病院を退職してしまう。使命感だけでは続けられない、これが現実だ。

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実は今年2月初めに僕は生まれて初めて救急車に乗った。患者としてである。

明け方に突然の胸の苦しさに襲われ、ただ事ではないと感じた僕は隣で寝ているカミさんを起こして救急車を呼んでもらった。

ひどい不整脈だったのだ。

おそらく強いストレスと睡眠不足が続いたのがたたったのだろう。

胸の苦しさとともに顔からは血の気が引いて脂汗が出ていた。

救急車の中で僕は胸に心電図の電極を付けられ、西尾市民病院の救急外来へ運ばれた。

そこで点滴を受けて1時間くらいで平静を取り戻したが、一時は死ぬんじゃないかと思った。

 

治療を受けている間に優しくも凛とした看護師さんの呼びかけに、僕は「助かる」と、安心感を覚えたものだ。

医療従事者の大変さはその優しい言葉からは感じられない。その医療従事者が疲労困憊して辞めていくのは実に悲しいことだ。

 

この番組を観て、僕は改めてコロナに感染しないよう最大限の注意をもって予防に当たらなくちゃならないなと感じた。

それはとりもなおさず自身のためだ。