館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

宵の明星

こんにちは。

 

金星の位置を確かめようと夕暮れを待つ。

インターネットの情報では6月10日の金星は日没後の北西の空低くに明るく輝いているという。

自宅のスカイバルコニーに上がって西の空を探す。

今日の西尾市の日の入りは午後7時2分。この写真は7時15分ごろだ。

まだ空は明るく、なーんも見えねぇ。

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7時30分ごろになると次第に空は青みが強くなり、暗くなってきた。でも、金星は~。

あった!! 真ん中の電柱の上、下から2/3くらいの位置だ。うっすらと輝点が見える。ちょっと目を離すとすぐに見失いそうな点だ。

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金星ってこんなに暗かったっけ? いや、金星が暗いのではなく、空がまだ明るいのだ。

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午後8時ごろ、金星は屋根のすぐ上あたりまで低くなった。

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午後8時を過ぎるとすっかり暗くなり、金星が輝くようになったが、高度も下がり、雲にかすみ始める。

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肉眼ではもっときれいだ。

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これから金星の高度がどんどん高くなって空が完全に暮れても見えるようになると、それはそれは美しいビーナスになるのだ。