館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ダッシュパネル塗装

こんにちは。

 

ダッシュパネルからすべての部品を取り外し、旧塗装を剥がす。

剥がすというより削り取る。そのためにサンドブラスターの天井を抜き、プラダンのカバーを継ぎ足す。

そのままではブラスターにダッシュパネルが入らないからである。

カバーの中にダッシュパネルがうっすらと透けて見える。

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サンドブラストで錆と旧塗膜を剥がす。溶接構成なのですべての錆が取れるわけではないが、見える範囲の錆は丁寧に除去する。

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錆取り、塗膜剥がしを終えたダッシュパネル。脱脂剤で丁寧にほこりをふき取ったら以後素手で触ってはいけない。

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塗装ブースで錆止め、プライマーの「必殺錆封じ」を吹く。

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黄色のマスキング部分はあとでインテリアホワイトを塗装する。

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まる一昼夜おいて「必殺錆封じ」が半乾きになったところでまずは黒塗装。

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こちらは運転席側。

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色はオリジナル同様、黒の全つや消し。ロックエースのジェットブラックにマルチフラット70%混合。

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フレキシブルノズルを使ってできるだけ奥まで丁寧に塗装した。オリジナル以上だ。

かかった時間は約2時間だ。