館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

VR動画配信始めました

こんにちは。

 

ついに三河工芸ガラス美術館のVR動画配信が始まりました。

館内、特に目玉の巨大万華鏡スフィアや彫刻鏡の部屋の内部を360度のバーチャルリアリティーで見ると臨場感があります。

これはコロナ禍が始まって世間の行動が制限されるようになった去年の5月ごろ、構想が始まりました。

僕はこれから新型コロナ蔓延によって当分の間は観光業は苦しい環境に立たされるだろうと考えていました。マスコミもそういう空気だったと思います。

特にインバウンド、外国のお客様は激減するだろうと。

 

来られないならどうするか?

こちらから(お客様のところへ映像を持って)出かけていこうと。バーチャルリアリティー(仮想現実)の世界で美術館や巨大万華鏡スフィア、彫刻鏡の部屋のファンタジックな眺めを体験していただこうと考えたのです。

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映像制作会社は全国から5社を選んで入札、サンプル動画も提供してもらって、最終的に大阪の業者に決定しました。

そしてモデルは義足のモデル、AMANE(海音)さんを起用。

彼女のことはインターネットの記事で知り、困難を乗り越えて敢えて自分の障害を武器に活躍する姿が僕らがこれまで経験した困難やチャレンジしてきたことと重なり、僕はすぐに彼女にオファーを出したのです。

海音さんは快諾してくれました。この時彼女はまだ高校生でした。

 

それからシナリオ作成とシーンの決定。メッセージの発信など、僕の希望を全てスタジオのスタッフと協議しながら進めました。

それがやっと稼働し始めました。

ここまで1年半。長かった。

 

詳しい内容はまたお話しします。