館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

パーキングブレーキインジケーター

こんにちは。

 

1971~1973のマスタングドライバー側のダッシュパネルにはパーキングブレーキインジケーターがある。

パーキングブレーキを踏むと(マスタングは運転席側の足元にペダル状のブレーキがある)、ブレーキがかかったまま走り続けないようにインジケーターが点灯して注意を促す。

この写真は友人のマスタングダッシュだが、" PARK " と書かれた左側の赤いランプがそれだ。

この赤いレンズはプラスチック製で肉厚が薄いのでたいていのマスタングはここが割れている。友人のも割れているし、僕のも割れている。

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インジケーターをダッシュパネルから取り外してみると、劣化してしなやかさを失ったプラの引っかけは折れてしまった。

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僕のは割れているだけでなく、文字も薄れてしまっている。

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ランプブラケットの入るメタル製のシリンダーは何とか外せたが、ランプベゼルとレンズははめ込み式で、分解できないようになっている。分解するにはレンズを破壊するしかなさそうだ。

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折れた引っかけはプラの弾性でダッシュ穴に引っかかるようになっているが、取り外す際に折れたのだろう。

レンズには奥の方に放射状の突起があって、それがベゼルに刻まれた溝にはまって固定されるようになっているらしい。

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取り外そうとしたが外せなかった。

 

これを何とか新品のように修復したいのだが、さて、どうしたものか?

 

僕も設計屋の端くれ。いろいろ考えてはいるのだが。