こんにちは。
マスタングのテールライトレンズは台形で三つのブロックに分かれた形が特徴だ。
このレンズ、71年~72年と73年式ではちょっと違う。
71年~72年ではアルミのベゼルに黒い塗装が施してある。
それに対し、73年式には塗装がなく、アルミの地のままだ。
僕のマスタングのレンズには擦り傷や割れがあって、磨いても古臭さは否めない。
そこでレプロの新品に交換したいのだが、レプロは73年型と同じアルミの地のまま。そこでオリジナルと同じように黒の塗装をしたい。
塗装をするには塗装がかかってはまずい、レンズや黒以外のアルミ部分にマスキングをする必要がある。
ところがこのマスキングが、レンズが飛び出しているために非常にやりにくい。しかもうまくアルミにテープが密着しない。
思い切ってプラのレンズとアルミベゼルを分解することにした。
レンズとベゼルはプラのダボが穴に通した後、熱で溶かして固定してあるので、その溶かしたダボをカッターの刃先で取り払う。
プラのへらをレンズとベゼルの隙間に挟んで両者を離すのだが、これが離れない。
ゴム系接着剤で接着してあるのだ。
無理をするとレンズを割ってしまったり、アルミベゼルを曲げてしまうので少しずつ、一晩かけてゆっくり離す。ちなみにプラレンズの厚みはオリジナルの2.7ミリに対し、2.1ミリしかない。締めすぎに注意が必要だ。
やっとの思いで離れたレンズとベゼル。
接着剤が少なかったのが幸いした。
これからマスキングにかかる。