こんにちは。
ことしもこの季節がやってきた。
東海地方はまだ梅雨入り宣言していないが、例年美術館庭園の剪定はこの時期だ。
梅雨入り前ということもあり、きょうはよく晴れて風もそよ風。
とっても爽やかで、庭師さんも心地よさそうにチョキチョキやっている。
新芽が伸びてぼさぼさだった松が、少しずつきれいになっていく。
「芽がいっぱいで大変だよ。」
大将が苦笑いする。
写真に収めるが、僕はこの風景が日本的で大好きだ。
周りにできた新しい住宅にはほとんど庭木がないので、ちょっと寂しい思いだが、これも時代の流れ。
僕はできるだけ長く、庭木は持ちたいと思う。
そういえば美術館バーゴラのテラスの額紫陽花が満開だ。
うちの紫陽花は紫だが、カミさんがピンクにしたくて苦土石灰を蒔いた。
紫陽花の花の色は土の酸性度が影響するという。
土がアルカリ性になれば花はピンクになるらしい。リトマス試験紙みたいなものだ。
そのせいか、部分的にピンクになってきている。
庭師さんの剪定は1週間ほど続く。
もうしばらくこののどかな風景を楽しめそうだ。