館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

右ドアガラスセリウム磨き

こんにちは。

 

毎日1時間ほど、かれこれ1か月ほどドアガラスを磨き続けている。

磨いているのは右側のドアガラスのみである。

 

酸化セリウムのパウダーを水で溶いて小型サンダーに角型フェルトパッドを取り付け磨く。

ワイパー傷のような軽微な擦り傷なら1時間ほどで消えることもあるが、爪が引っかかるほどの傷は丹念に磨いて4時間ほど。それでも消えない傷はあきらめる。

飛び石が当たってできるチッピングという穴になると何時間磨いても消えることはないようだ。はなから諦めよう。

目立つ傷にはガラスの裏側からホワイトマーカーで囲みを付け、特に念入りに磨く。

その甲斐あって傷だらけだったガラスはかなりきれいになってきている。

 

傷の主な原因は砂塵だ。

劣化して植毛が磨滅し、硬くなったフェルトベルト(ドアとガラスが接触するゴムの部分)に細かな砂を巻き込み、そのままガラスを開け閉めすることで砂を引きずって傷がつくのだ。

だから僕はドアガラスはできるだけ開け閉めしないようにしている。

 

ドアガラスの後ろ、フェルトが当たる部分だが、この辺りの傷が特にひどい。

 

この傷がどの程度まで落ちるのか、試してみたいと思う。

爪でひっかくと音がするくらい深い傷もある。

 

きょうは時間が無くて30分ほどしか磨いていないが、何となく薄くなったようにも思える。

 

明日からまたチャレンジしてみるからお付き合いをお願いします。(笑)