館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

トランクリッドスプリングフック

こんにちは。

 

マスタングのトランクリッドのヒンジにトーションバーのスプリングが付いている。

マスタングのトランクリッドはウイングが付くと相当な重さになる。

そのために負担軽減のためのばねが付いている。

そのばねは棒ばねで、スチールの棒をねじることでばね力にしている。

今回、二本の棒ばねを束ねるフックを作る。写真の赤丸で囲った部品だ。

 

実はこのフックを取り外した後、どうも紛失してしまったようなのだ。

結束タイで束ねることもできるけど、そこはオリジナル通りにどうしてもしたいのだ。

今回このフックを友人のUМさんにお借りして採寸した。

 

材料はおなじ厚みのステンレス板。ばね板が手に入らなかったからだ。

まず、幅7.6mmにカット。

 

硬い木にドリルで穴を明け、その穴にドリルを差し込む。ドリルの棒を利用してステンレス板を曲げていく。

 

ドリルの径を変えながら微妙な曲げ半径を作っていく。

 

これを繰り返して何とか形にする。

 

微妙な調整をして余分なところをカット、仕上げる。

左がお借りしたオリジナル。右が自作のフックだ。

 

なんとか使えそうだ。^ ^