館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

マスタングマッハ1内装

こんにちは。

 

きょう、名古屋の整備工場までパーツを持って行った。

行くとすでに内装屋さんが入っていた。

見たことのある親父さんだ。

 

「よぅ。」

親父さんの方から声をかけてきた。10年くらい前、マスタングのシート張りに来てくれた職人さんだ。年のころは80くらい。

 

すでに天井の布(ヘッドライナーという)や、床のカーペットも張られていた。

インテリアのダッシュ周りのカラーリングを見て、「あんた、センスいいのぉ。さすがアーティストだな。」などとお世辞を言ってくれた。

ダッシュ周りなど、インテリアの塗装はすべて僕がやった。

 

ダッシュ周りのアイボリーのカラーリングはオリジナルにはない。全部黒なのだ。

これに同じアイボリーのセンターコンソールが付く。出来上がればきっとおしゃれだ。

オリジナルとは違うが、僕はこの車を生涯手放すつもりはないので自分の好きなように作る。

 

この赤のメタリックもオリジナルにはない。派手目のメタリックレッドだ。

 

内装屋さんに話を戻すが、もう、車のシート張替えや内装の張り替え職人は名古屋にはほとんどいないそうだ。

「若いもんはみんな辞めちまうでな。」と、苦笑いしていた。

名古屋で内装はほとんど親父さん一人でやっているらしい。

とても貴重な人材だ。

 

長く元気でいてほしい。