館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

シートバックの修復

こんにちは。

 

マスタングのフロントシートの裏側にはプラスチックのカバーが付いている。

このカバー、たいてい劣化していて表面の皮革柄が剥がれていたり傷ついていたりする。

傷や剥がれが軽微ならば上から塗装すればある程度はきれいになる。

 

大方は塗装してつくろっていたりするが、結局ひび割れたりテクスチャーが無くなっていたりする。

僕のマスタングの場合、ここまで劣化していると塗装ではきれいにならない。

 

修復の方法をいろいろ考えてみたけどどれも難しそうだ。

 

最終的に最も現実的なビニールレザーを貼ることにした。それでもテストなどないぶっつけ本番の修復作業だ。

 

まず、レザーを貼る前に下地を整える。

今ある劣化した比較柄を削り取ることから始める。

 

劣化した柄部分はサンドブラストで削り落とせるが、下の方の劣化が少ないところはサンドブラストでは削れない。

 

ここはサンドペーパーで削り取るしかなさそうだ。

 

先が思いやられる。