館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

庭木の消毒

こんにちは。

 

ことしもこの季節がやってきた。

何かと忙しく、なかなか庭木の消毒をする時間が無かったのだが、きょうを逃すと時機を逸してしまいそうだ。

予報では曇り微風、のち雨だが、予報は変わる。雨予報は消えた。

 

今回はちょっと工夫を凝らして噴霧用エンジンポンプとタンク、ホースを移動できるようにする。これまでは50メートルもあるホースの取り回しが大変だったからだ。

SPF材を使い台車を作る。

 

それにハンドル、大型キャスターを取り付け、ビニールシートで防水し、タンク、エンジンポンプ、ホースリールを乗せる。

これだけ乗せるとかなりの重量だ。

 

薬剤やセッティングなど、準備は昨夜のうちに済ませておいた。

朝は時間との勝負だ。時間が経つと風が出てきてしまうことが多い。

 

それでは作業開始。スタートは午前7時半だ。

きょうは全くの無風。噴霧は風に流されず、真下に落ちる。

絶好の消毒日和だ。行いがよかったからだろう。(笑)

 

薬剤を調合。石灰硫黄合剤5リットルに対し、水約110リットル。庭師さんに濃い目の20倍~25倍がいいよとアドバイスをもらっていた。

 

監視カメラに薬剤がかからないようにカバーをこしらえた。

これまでは脚立に上ってかぶせていたが、時間がかかるため、竿の先にフックを付けて脚立を使わなくても掛けられるようにした。

これにより、4か所5分で掛けられるようになった。

 

まずは門かぶりの松から。

 

噴霧が届きにくい最上部は三脚を使った。

 

ショップ前のシンボル松。松は葉の上だけでなく、裏側にも丹念にかける。

 

マツクイムシなどで枯れてほしくない大切な松たちなので念入りにかける。

 

槙の木は害虫が少ないが、ちゃんとかけてやる。

 

樹高が高くなると作業が大変だ。

 

エンジンをかけたまま、タンク一式台車ごと移動。ここが去年と違うところだ。

ずいぶん時間の短縮になったと思う。

裏の畑のミカンと大島桜、ソメイヨシノ2本にもしっかりかける。

桜は害虫が付きやすいからね。

 

作業が終わるころ、下水工事の業者さんがやってきた。

下水工事が始まると消毒後のシャワーが浴びられなくなるので、内心焦っていたのだ。

間に合ってよかった!

 

やれやれ、これでこの季節の一番の気がかりであり、いちばんの重労働の消毒が終わった。

一緒に作業してくれるカミさんに感謝だ。