こんにちは。
ことしもこの時期がやってきた。
田起し-田植えの準備である。田打ちともいう。
ここ、西尾市富山町でも僕の子供のころは一面田んぼが広がっていて、我が家からも遠くまで見通せて広々とした景色だった。
その後市街化が進み、すっかり田んぼが消え失せ、美術館隣の田んぼは貴重な眺めとなってしまった。
夏にもなれば、稲が青々と茂り、猛暑の日でも田んぼの近くは「田渡の風(たわたりのかぜ)」で涼しく感じる。
この田んぼは地目は「宅地」だが、皆さん田んぼとして残している。
宅地の高い固定資産税を払いながら。
僕は今に食糧危機が来て、お金を払っても食糧が買えない時が来ると、危機感を持っていて、小さくても田んぼは残しておくつもりだ。
日本の政治家、農水省はは食糧の危機感に全く欠けている。
北海道では酪農家が次々と廃業している。
稲作だって一旦やめて宅地にしたら元に戻すのは不可能だ。
営農さんが次の世代まで生き残ってくれるのを願うばかりだ。